admin.analytics:read

トークンタイプ:User

互換性のあるAPIメソッド:admin.analytics.getFile


このスコープは、Enterprise Grid ワークスペースのメンバーに関する分析情報を返す admin.analytics.getFile API メソッドを使用するためのアクセス権をアプリに付与する。

この admin スコープは OAuth V2 フローのバージョン 2 によって取得されるが、いくつかの追加要件がある。このスコープを要求するアプリは、Enterprise Grid 組織の管理者または所有者がインストールする必要がある。
また、アプリは個々のワークスペースではなく、組織全体にインストールする必要がある。
詳細は以下を参照。

アプリが組織管理者またはオーナーによってインストールされている場合、チャンネル管理設定を適切な権限に設定する必要がある。 既に作成されているチャンネルを管理するには、トークンを更新して、(プライマリ組織オーナーだけに限らず)組織管理者またはオーナーの権限を有効にする必要がある。

Admin API のエンドポイントは、個々のワークスペースではなく、Enterprise Grid の組織全体に適用される。

トークンに管理者権限を付与するには、組織内のワークスペースだけでなく、Grid org 全体にアプリをインストールして取得する必要がある。

Enterprise Grid 組織で Admin API エンドポイントをサポートするアプリを設定およびインストールするには、以下の手順を実行する。:

  1. 新しいSlackアプリを作成します。 アプリは標準的な OAuth 2フロー を処理できる必要があります。

  2. アプリの設定で、左のナビゲーションから OAuth & Permissions を選択します。Scopes というセクションまでスクロールし、必要な admin.* スコープを追加します。 緑色の 変更を保存 ボタンをクリックします。

  3. アプリの設定で、左のナビゲーションから「Manage Distribution」を選択します。 Share Your App with Other Workspaces(アプリを他のワークスペースと共有する)」というセクションで、4つのセクションすべてに緑色のチェックが入っていることを確認します。 次に、緑色の[Activate Public Distribution]ボタンをクリックします。

  4. Share Your App with Your Workspace セクションで、Sharable URL をコピーしてブラウザに貼り付 け、組織にアプリをインストールする OAuth ハンドシェイクを開始します。 アプリをインストールするには、Enterprise Grid 組織の管理者または所有者としてログインする必要があります。

  5. インストール画面の右上にあるドロップダウンをチェックして、組織内の個々のワークスペースではなく、組織にアプリをインストールしていることを確認してください。 下の画像を参照してください。

  6. アプリが OAuth フローを完了すると、組織の Admin API メソッドを呼び出すために使用できる OAuth トークンが付与されます。

Admin API エンドポイントを使用するアプリをインストールする場合は、組織内のワークスペース ではなく、必ずグリッド組織にインストールしてください。